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8月特集:COFFEE DISCOVERY(第2回)
メンテナンスについて
8月の「COFFEE DISCOVERY」特集、第2回目は「メンテナンス」をテーマにお届けします。
焙煎機のメンテナンスには「ご使用毎に行うメンテナンス」と「定期的に行うメンテナンス」の2種類があります。どちらも焙煎機を安全に使用するために必要ですので、当製品をお持ちの方はぜひご参考ください。
ご使用毎のメンテナンス
チャフ捨て
コーヒー豆を焙煎すると、コーヒー豆から剥がれた「チャフ」が、写真3カ所のチャフ受けに溜まります。コーヒー豆の種類によって、チャフの量は異なりますが、3バッチ毎に1回の頻度でチャフを捨ててください。
排気口用網袋・冷却袋の洗浄
排気口用網袋と冷却袋は、焙煎10バッチ毎に1回の頻度で洗浄してください。
網袋は、メッシュに汚れが詰まると排気・冷却の効率が悪くなります。
スプレータイプの合成洗剤とブラシを使って洗浄し、完全に乾かしてからご使用ください。
定期的なメンテナンス
焙煎機は、長期的に使用することで、コーヒー豆を焙煎する際に発生するチャフや水分、油分、煙汚れが排気の経路に蓄積します。この汚れを放置しておくと、焙煎機の性能を低下させるだけでなく、火災の原因となる危険性があるため、定期的な清掃を必ず行ってください。
清掃が必要な箇所
- サイクロン
- 排気ファン
- 冷却ファン
- 冷却ダクト
- 前ダクト
- 冷却箱
使用した工具
- 六角棒レンチ #3 #4
- ケレン
- ワイヤーブラシ
- 棒つきブラシ
作業の前には、必ず焙煎機のコンセントを抜いてください。
清掃が必要な各パーツを外し、付着している汚れを取り除きます。
サイクロンの清掃
柄の長いブラシを使用してサイクロン内部の汚れを掻き出します。
排気ファン・冷却ファン・前ダクトの清掃
排気ファン・冷却ファン・前ダクトの汚れを、ブラシやケレンなどでこそぎ落とします。
※ 排気ダンパーのレバーは分解しないでください。
冷却箱の清掃
冷却箱は持ち上げると内部が清掃できます。
パンチング板はアルコールを使用して汚れを拭き取りましょう。
温度センサーの清掃
温度センサーの先端にも汚れが付着しています。
六角ネジを回して取り外し、付着した汚れを紙ヤスリなどで削り落とします。
紙ヤスリは番手の細かいものを使用し、センサーを傷付けないように注意しながら削ってください。
清掃は「付着した汚れを取り除く」ことが重要です。焙煎量や、焙煎度合い、焙煎回数によって、汚れの蓄積度合いが異なりますが、定期的に清掃を行い、安全にご使用ください。