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9月特集:ロースター R-103. R-105(第3回)
製造現場
「R-103」「R-105」特集、最終回は製造現場の様子をお届けします。
FUJI ROYAL ロースターは、国内製造にこだわります。誕生から数十年経つ現在も、その方針は変わりません。
大阪にある自社工場では、今日も職人たちが、お客様からいただいた注文の仕様に合わせ、1台1台手作業で製造しています。(COFFEE DISCOVERY 製造の様子はこちら)
さまざまな協力会社
ロースターに搭載される「前カバー」や「シリンダー」、「排気ダンパー」をはじめ、さまざまな部品は、国内の協力会社の職人の手により、製造されています。
鉄の塊が1台のロースターになるまでには、鋳物屋、旋盤屋、製缶屋、板金屋など、日本の産業における専門技術の力が欠かせません。
大阪工場での製造
協力会社の専門技術により製造された部品を、最後に当社で1台のロースターに組み上げます。
ロースターの製造は、熱膨張する鉄の性質を理解したうえで行う必要があります。焙煎時、ロースター内部の温度は200度を超える高温となるため、その環境下でも機械がしっかり動作するように、加工の際には正確な寸法取りと微調整を繰り返し行います。
「製造時は、1台1台、品質にバラツキがないよう注意を払います。少しでも早くお届けできるように、動きに無駄がないよう心がけています。」
そう話すのは、2機種をメインで担当している大西さん。製造の他にロースターの納品・設置工事も担います。
昭和に生まれ、平成、令和と、先輩の職人から後輩へと受け継がれてきた、FUJI ROYAL ロースター。
時代を超えてこれからも、富士珈機の「ものづくり」は続きます。